日本広報学会広報塾でセミナー
7月24日、日本広報学会の広報塾で、経営コミュニケーション研究会のメンバーの一員として北見准教授が講師となり、「経営に直結するインターナル・コミュニケーション」について、セミナーを開催。
セミナーの様子ですが。。。。
研究チームリーダーを務める清水正道氏(筑波学院大学客員教授)から、3年に渡るこれまでの研究経緯と研究展望について説明。
続いて、「経営コミュニケーション研究会」の主査である柴山慎一氏(社会情報大学院大学教授/野村総合研究所)から、調査報告1「トップヒアリング調査による大手7社の取り組み事例」と題して、研究報告。
そして、調査報告2「最近のIC活動動向~海外事例研究~」と題して、研究会副主査の池田勝彦氏(株式会社ソフィア)から、6月に米国では開催された国際会議「2017 IABC World Conference」での最新海外事例の紹介。「Authentic leadership and storytelling」や「The role of technology in the employee experience」などの示唆がありました。
最後に、研究チームの提言として北見准教授から、次の「戦略的ICに向けた5つの提言」を報告させていただいた。
「①経営トップと従業員の直接的対話」「②理念の「共有から実践」への仕掛けづくり」「③組織の壁を超える従業員相互の見える化と自分ごと化」「④バーチャルとリアルのバランスを」「⑤広報部門がハブとなって全社横断的・横串機能を」
企業ブランド構築や、BtoB企業ではインターナル・マーケテイングとして、経営に非常に重要な影響を与える「インターナル・コミュニケーション」。企業組織ばかりではなく、地域ブランド、都市ブランドの構築も「インターナル・コミュニケーション」なしでは成功はあり得ないであろう。地域や都市における市民・行政・産業界など様々なアクターたちの合意形成・ベクトル合わせが必要になる。
今後も研究を続けてまいります。